こういうHPはNG!
せっかく凝ったHPを作っても、リピーターが得られなければ、
人気サイトにはなり得ません。
では、どういうサイトがNGなのか、
このコーナーでは、初心者が陥りがちなNGサイトについて説明します。
【重いサイトはNG】
重いサイトとは、なかなかページの開かないサイトということです。
ページが開かないと、「なんだよ、もういいよ」みたいな感じで、
ページの内容を見るまでもなく、せっかく来た人が去っていってしまいます。
ですから、なるべく早くページが表示されるようにする工夫が必要です。
それには、いくつかの方法があります。
画像を扱う場合は、画像のファイルサイズに注意をすることが大切です。
大きなファイルサイズの画像は、それだけでも表示するのに時間がかかります。
相手のパソコンが画像を読み込むのに時間がかかるからです。
自分のパソコンの中には、画像のキャッシュがあるので、
(キャッシュとは画像を読み込んだ履歴のようなもので、これがあると早く表示されます)
早く表示されますが、初めてその画像を開くパソコンにとっては、
読み込みに時間がかかるので、その分、ページの表示速度が遅くなります。
ですから、自分のサイトの重さをチェックするには、
他の複数の人にサイトを見て判断してもらうのが一番です。
画像の大きさもそうですが、画像の数も多いと、表示速度が落ちます。
また、同じ大きさの画像でも、画素数が大きいと、重くなります。
特に、アフィエイリトをする場合は、バナー広告を貼るわけですから、
画像数とファイルの大きさには注意しなければなりません。
次に、サイトを重くする原因は、スクリプトです。
HP作りにある程度慣れてくると、色々と仕掛けに凝ってみたくなります。
そこで多用されるのが『Java script』です。
ひとえにスクリプトといっても、サイトを重くするスクリプトとそうでないスクリプトがあります。
スクリプトは、使いようによっては、格好いい演出をしてくれますが、
使い方を間違えると、重くて仰々しくてウザったいページになってしまいます。
特に嫌われるスクリプトを以下に挙げます。
@ブラウザの下の方に文字をスクロールさせるスクリプト
ページが重くなり、文字のスクロールもカクカクしてしまいがち。
自己満足以外の何ものでもありません。誰もその文字を読もうと思いません。
Aマウスポインタを画像が追ってくるスクリプト
これもウザイと不評です。リンクをクリックするのを邪魔したりもします。
Bダイアログが立ち上がってアイサツするスクリプト
いちいち、出てきたダイアログを消すのがウザイと不評です。
他にも色々とありますが、全部挙げるとキリがないのでこの辺にしておきます。
HP作りにある程度慣れてくると、色々と仕掛けに懲りたくなる気持ちもわかりますが、
技術的には大したことないですし、自慢にもならないので、格好悪いからやめましょう。
ウザイ仕掛けがあるだけで、リピーターを失うことになりますからね。
【サイトが重いのは、HPだけが原因とは限らない】
サイトが重くなる原因は、HPの作り方ばかりが原因ではありません。
まず第一に、UPするサーバーによる原因も考えられます。
小さなサーバーだと、回線が細いので、アクセスが集中する時間帯だと、
どうしても、ページが開くのに時間がかかります。
また、自分のWEBスペースに置いているCGIがサーバーに負荷をかけることもあります。
これらの原因の場合は、サーバーを変更することで対処可能ですね。
第二に、来訪者のパソコンの性能によってもサイトの重さが変わってきます。
メモリーの少ないパソコンだと、ページを開くのが遅くなりますし、
CPUの小さいパソコンだと処理速度が遅くなるので重くなります。
また、来訪者自身の回線状況によっても遅くなることがしばしばあります。
これらの原因は、あなた自身のサイトの問題ではないので、気にしなくて結構です。
ちなみに、念のためにあなたの回線のスピードテストをしてみましょう。
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【画像の工夫で軽くしよう】
例えば、EnterやNextといったページの切り替えの案内をバナーで貼りたい場合、
各ページの同じ場所に、同じ画像を使えば、
来訪者が一度、ページを訪れた時に、画像のキャッシュがPC内に保存されるので、
次のページが早く表示されます。
サムネイルを上手に利用する方法もありますね。
こういう宣伝もNG!→こちら
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