写真は、昨年の新潟オフで、闘牛で有名な山古志村の闘牛場を訪れた際に、立ち寄った廃校で食べたそばです。廃校というのは、池谷小学校で、残念ながら、校舎は取り壊されてなくなっているのですが、教職員寮’(真ん中の写真)が残っており、この建物を改装して、そば屋さんをオープンさせたそうです。 この日は、闘牛が行われる前日ということもあり、村はにわかに活気付いていました。このそば屋は、闘牛場のすぐ傍にあり、池谷小学校の運動場の跡地は、闘牛場の駐車場になっているんですね。 我々は、ブランチを食べたくてレストランかコンビニ探しをしていたのですが、田舎ということもあり、店がほとんどないんですね。そんな中、たまたま見つけたのがこの廃校を利用したそば屋でした。まだ、店がオープンする前の時間でしたが、お店の方が店を開けて案内してくれました。建物の中は、さすがに元寮ということもあり、予約すれば宿泊が可能だそうです。闘牛目当てに訪れた際には、旅館代わりに使えるわけですね。また、食堂になっている部分には、手打ちソバの道具があり、手打ちソバ教室も開いているそうです。そう、ここのソバは、完全に手打ちです。付け合せの漬物も地のものです。聞くと、まだ店をオープンして間もないんだそうです。お店の方は、恐縮しておりましたが、美味しかったです。 今、山古志村は、先日の中越地震によって、幹線道路が寸断されて、孤立状態と言われています。この廃校のある場所も山奥ですし、安否が気になります。あの時、気さくに話してくださったお店の方々は元気にしておられるのでしょうか?山古志の伝統である闘牛も復活できるのかも心配です。落ち着いたら再訪してみたいですね。 |