紫いもうどん

	１枚目の写真は、北鎌倉にある『利休』という店のそばセット。ざるそば、麦とろごはん、天ぷら（海老、芋、かぼちゃ、葉っぱ）、漬物がセットになったもので、値段は980円です。２枚目の写真は、ダブルセットといって、そばと紫芋うどんがセットになっていて、天ぷらと紫芋のサラダがついて値段が1200円。そばセットは観光地にしてはリーズナブルな値段だと思って食べてみたのですが、そばを箸でつかんだら、全部持ち上がりました（笑）。まぁ、そこまでは愛嬌ということでいいんですが、天ぷらも冷めていて、ご飯は熱と水分を失ってカピカピ・・・そう、全部作り置きしているみたいなんですね。そのクセ、注文してから出て来るまで１時間以上かかる有様。まぁ、この日は土曜の昼時でしたので、多少混んでいましたが、広〜い店内で収容客数がたくさんなのにウェイターが１人だけだし、厨房も２人だけ。厨房の中を覗いたら、作り置きの料理と下げた皿の山。どう考えても客席数に対して従業員数が足りず、非常に回転状態が悪い。作り置きの料理が、なぜ出て来るのが遅いのか・・・恐らく、洗い物をする暇がないので、食器が足りなくなって、下げた食器を洗ってすぐ次に出すような自転車操業なのではないかと推測。１時間以上待たされるので、中には怒り出して帰る客も・・・そう、そんな客に対しての作戦が３枚目の写真。この張り紙です！『お会計は御注文の際に先払いとさせていただきますので御了承下さいませ』。つまり、先に代金を頂いておいて、客が店を出るのを防ぐ作戦。ここまではまぁ、よくあることですが、その後のカッコの中がサギっぽい！４枚目の写真を見てください。『尚、キャンセルの場合は、五割いただきます』。小さくこんな注意書きが書いてあります。実は我々が店に居たときも、何人かの客が怒っていて、そのうちの１組の客が怒って帰っていってしまいました。店員が代金を半分返すと申し出たのですが、『そんなもんいらん！』と捨て台詞を吐いて出て行きました。その後、我々が店を出た後に警察が店の近くに来ていたのですが、怒った客が交番に通報したのでしょうか？（笑）。私は、『たまたま今日はバイトメンバーが入らなくて自転車操業になっているのか？』と、良い方に解釈をしてあげたのですが、近所の人に聞いたら、この店から出て来る客はみんな文句を言っているんだとか・・・。いつものことなんだそうです。こんな店、放置していていいのでしょうか？キャンセル料で稼いでいるなんて・・・。しかも、この張り紙は確信犯ですよね。もともとメニューの数が非常に少ないので、キャンセルが出ても、その料理は次の客に回せますし・・・ってか、その前に、作り置きだし・・・。あまりにも悪質だったので地雷グルメとして紹介させていただきました。みなさんは、店の中で、こういう張り紙を見つけたら、気をつけてくださいね！