うっちん茶
左の写真は沖縄限定発売の『うっちん茶』。『うっちん』とは、沖縄の言葉であり、『秋うこん』のことをさします。カレーに入っている『ターメリック』という香辛料こそ、うこんのことであり、その黄色い色から、黄色の染料として用いられたり、タクアンの着色料として用いられたりしています。 『うこん』は、日本では、沖縄と鹿児島が原産で、ショウガ科の多年草であり、生薬として広く知られていますね。昨今の健康食ブームで、あちこちのTV番組でも取り上げられており、健康好きの人は、結構、愛用しているのではないでしょうか? 沖縄では琉球王時代に、王府の専売品とされ、王府の財源になっていたので、一般の人が勝手に栽培することが出来なかったそうです。薩摩藩(今の鹿児島県の一部)が琉球王国に侵攻した際に、全国に広められたといわれています。 さて、この肝心の『うっちん茶』の方ですが、味は、うこんを水で薄めたような感じで、うこんが嫌いな人にはきっと口に合わないでしょう。健康の為に飲む飲み物だと思っていただければいいのではないでしょうか。私の場合は、少しだけ飲んで後は自然に還しました(笑)。 |