ババヘラ
真ん中の写真は、秋田名物の「ババヘラ」です。他の地方では、「アイスクリン」といわれているものですね。「アイスクリーム」と「アイスクリン」の違いは、「アイスクリーム」は乳脂肪分が豊富なクリーム状のアイスですが、「アイスクリン」はそれよりもシャーベットっぽい食感です。「アイスクリーム」と「スムージー」の間ぐらいの食感でしょうか。 秋田の「アイスクリン」は、ピンクが「いちご味」で黄色が「レモン味」。これが、青森になると、白の「バナナ味」などが登場して、地方によって色や味が違います。秋田や青森では、この「アイスクリン」のことを「ババヘラ」といいますが、それは、この「アイスクリン」を売っている状況から名づけられました。 道端でパラソルを開いたおばあちゃん(まれにおじいちゃんが売っていることもある)が、ヘラでアイスクリンをコーンに盛って売るので、「ババァがヘラで・・・」が略されて「ババヘラ」という名前になったそうです。 ちなみに、沖縄では、若い女の子が道端で売っていますね。じゃあ、沖縄では、「ギャルヘラ」とでも言うのかというと、もちろん、そんな名前ではありません(笑)。 まぁ、とにもかくにも、この「ババヘラ」、味はかなり美味しいですね。下のコーンは不味いのですが、アイスクリンは本当に美味しいです。 値段は、場所によって100円〜300円と、まちまちですが、150円くらいが相場のようです。やはり、観光地だと値段が高い傾向にあるようですね。東北地方に行ったら、是非、買って食べてみてください。(一番下の写真は、男鹿半島でよく見かける看板です。) |