霊場アイス


 青森県の恐山といえば、比叡山(滋賀)、高野山(和歌山)と並ぶ三大霊山の一つで、いわずと知れた有名な霊山である。恐山が開山してるのは、5月1日〜10月31日である。この時期に訪れれば、有料で賽の河原に入場することができる。
 恐山といえば、イタコで有名であるが、常に常駐しているわけではなく、7月20日〜24日に行われる恐山大祭の時にのみ現れる。また、イタコに口寄せしてもらうには、予め予約をしておかなければならない。普段の恐山は、実に閑散としたものであり、その閑散さが余計に寂しさと神聖な雰囲気を醸し出している。
 左の写真は、その恐山で撮影したものである。一つだけ、可愛らしい顔をした水子地蔵があったので、思わずフレームに納めてしまった。きちんと服を着せてもらっているところを見ると、大切に思われていることが伝わる。この大きな水子地蔵の手前にある小さな水子地蔵は、恐山の入場ゲートのところにある土産屋で600円くらいで購入することが出来る。この地蔵に名前を書いて、賽の河原に奉納することができる。ちなみに、風車も霊場の入口で400円で売っているが、もっと手前の土産屋で買えば250円で購入できる。
 恐山に初めて訪れて、一つだけガッカリしたのは、血の池地獄(左の写真)だ。血の池地獄というと、普通、赤いドロドロの溶岩のような液体がグツグツ沸騰している光景を思い浮かべる。実際、大分県の別府温泉の血の池地獄は、赤い酸化鉄を含む源泉がグツグツと煮立っていた。しかし、この恐山の場合は、どうだろう。透明な池に、水がちょろちょろと流れ込んでいるだけであった。どうみても「血の池」というイメージではない。ただの池だった。いや、それだけではない。透明な水の底を見てみると、なんと排水口があるではないか!まさか、循環式の人工池だったとは・・・。ちなみに、左の写真のように、グツグツと温泉が湧いている箇所が賽の河原の辺りにある。
 左下の写真は、「ババヘラ」の恐山バージョン、その名も「霊場アイス」である。ババヘラについては、前日の書き込みを参考にして欲しい。秋田のババヘラは、黄色とピンクで、レモン味とイチゴ味のミックスであったが、青森の場合、白のバナナ味がベースになるようだ。この霊場アイスの場合、ミックスは白、緑、ピンクの三色で、白はバナナ味、緑はヨモギ味、ピンクはブルーベリー味になっている。目を良くするブルーベリー、体の調子を良くするヨモギ、エエネルギーになるバナナの3つで、健康に良いことを売りにして300円で売っている。味はもちろん、ババヘラなので美味い。ヨモギは心地よい苦味があり、ブルーベリーの甘酸っぱさとバナナの甘さがそれにマッチしている。

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