大滝宿
福島県福島市と山形県米沢市を結ぶ国道13号は、栗子峠を挟んで、たくさんの廃墟が存在する。この中で、今回は『廃村』を取り上げることにする。具体的には、『大滝宿』という廃村で、25年前になくなった集落である。(上の写真) 現在、国道13号を走っていると、道の脇に大きく『大滝宿』と書いてあるレストラン&テーマパークがある。テーマパークの方は、まだまだ建設中で、現在は、洞窟水という地下水が売りになっている。このテーマパークから、更に旧道を下りていくと、『すずめの宿』という食堂がある。真ん中の写真は、その『すずめの宿』で食べた『天ぷらうどん』だ。この店では洞窟水を使ったコーヒー(500円)も売りにしている。下の写真は『天ぷらそば』。ちなみに、ここのご主人はロケーションコーディネーターをやっているので、紅葉の季節にモデル撮影などをしてみたい場合には相談してみると良い。 この『すずめの宿』から、更に旧道を奥に進むと、廃村『大滝宿』がある。25年前に廃村になったにも関わらず、今でも数件の木造家屋が残っている。そのうちの何件かはきちんと管理されているようだった。また、廃屋の一部は、国道に近い方に移築されたらしい。今ある『すずめの宿』やその目の前の店も、元々は廃屋だった。去年、『すずめの宿』に行った時は、目の前に廃屋があったのに、今年は、もう店になっていた。まさに発展途上の集落だw |